ホメオパシーの科学的な疑問点
ホメオパシーを支持する人は多く、世界的にも伝統的な代替医療です。
しかしその原理には謎な部分が多く、正規の医療としては認められていないというのが現実です。
ホメオパシーで使用するレメディーとは、対象となる物質を極限まで薄めたものを砂糖粒にしみこませたものです。
この極限まで薄めたというのは比喩ではなく、もっとも広く利用されている30Cの希釈でも、100の30乗すなわち10の60乗という数字なのです。
これほどまでに薄めてしまったら、もはや元の成分が含まれているのかどうかすら怪しい状況です。
さらにそこまで薄めたものをしみこませた砂糖粒も、小指の爪以下のサイズしかありません。
こうなってくると、薬理学の世界では一切効果がないものに分類されてしまいます。
元の物質がまるで残っていないのですから当然ですが、それでも効果があるとされているのがホメオパシーの不思議な所なのです。
本来なら効果が絶対に出るはずがないのに、それでも効果があるとされている。
これは科学では解明できない不思議な力が働いているのか、それともその人の思い込みの力で何とかなっているのか区別することができません。
否定することならできますが、その否定の材料を正確に用意することができないからです。
この不確実な所がホメオパシーを認める人と認めない人がいる最大の理由です。
実際に効果があるのかどうかは、試してみなければわかりません。
試してみて効果があるとわかれば続けていくのも良いでしょうが、ないと感じた場合は別の手段を模索する。
これくらいのスタンスが良いのかもしれませんね。