ホメオパシホメオパシーとは何か


ホメオパシーのことを簡単に説明すると、ヨーロッパでの伝統的な医療です。
ドイツ人医師のサームエル・ハーネマンによってはじめられた医療法です。
マラリアの治療薬であるキニーネを飲んだところ、マラリアそっくりの症状が出たことがホメオパシーのきっかけになったとされています。
類似したものは類似したものを治すというのが、ホメオパシーの基本的な考えです。
ここまでくると少しわかりにくいかもしれませんが、症状を起こすものはその症状を取り去ることができるというものです。
さらにその症状を起こすものを薄めることによって毒性はなくなるが、活力を与える特有の情報が残されるという考え方です。

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概念的な考えのようで、いきなり言われてもどうなのか分からないという人がほとんどだと思いますが、ホメオパシーは現在多くの人から支持されている治療方法の1つなのです。
ホメオパシーでは小さな砂糖粒にごく低濃度の物質をしみこませた、レメディーと呼ばれるものを服用します。
このレメディーの種類は多く、なんと4000種類ともそれ以上とも言われています。
しかし先ほども書いた低濃度というのは、およそその成分が一切残っていないというレベルの薄さのため、本当にそれが作用しているのか、思い込みなのではないかという意見もあります。

しかしまったく効果がないものに対して、多くの人からの支持が得られるというわけではありません。
現実にホオメパシーのおかげで症状が改善した人もいるということから、今もなお不思議な治療法の1つとして知られています。

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ホメオパシーの科学的な疑問点


ホメオパシーを支持する人は多く、世界的にも伝統的な代替医療です。
しかしその原理には謎な部分が多く、正規の医療としては認められていないというのが現実です。
ホメオパシーで使用するレメディーとは、対象となる物質を極限まで薄めたものを砂糖粒にしみこませたものです。
この極限まで薄めたというのは比喩ではなく、もっとも広く利用されている30Cの希釈でも、100の30乗すなわち10の60乗という数字なのです。

これほどまでに薄めてしまったら、もはや元の成分が含まれているのかどうかすら怪しい状況です。
さらにそこまで薄めたものをしみこませた砂糖粒も、小指の爪以下のサイズしかありません。
こうなってくると、薬理学の世界では一切効果がないものに分類されてしまいます。
元の物質がまるで残っていないのですから当然ですが、それでも効果があるとされているのがホメオパシーの不思議な所なのです。

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本来なら効果が絶対に出るはずがないのに、それでも効果があるとされている。
これは科学では解明できない不思議な力が働いているのか、それともその人の思い込みの力で何とかなっているのか区別することができません。
否定することならできますが、その否定の材料を正確に用意することができないからです。
この不確実な所がホメオパシーを認める人と認めない人がいる最大の理由です。

実際に効果があるのかどうかは、試してみなければわかりません。
試してみて効果があるとわかれば続けていくのも良いでしょうが、ないと感じた場合は別の手段を模索する。
これくらいのスタンスが良いのかもしれませんね。

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ホメオパシーの世界での評価


日本においてホメオパシーの存在は、知らない人の方が多いものです。
ならば外国ならどうなのでしょうか。
欧米諸国におけるホメオパシーは、多くの地域で代替治療として認知されています。
一部地域によっては医学として認知されているということもあり、かなりポピュラーな治療方法と言っても良いでしょう。
イギリスではホメオパシーは伝統的な治療法として有名で、その市場規模は年々大きくなっています。
2012年には4600万ポンド規模にもなると言われており、大学で理学士の学位を提供しはじめているという所もあります。

しかしその反面、一部病院運営団体では保険適用を拒否するという動きもあるので、一進一退と言っても良いでしょう。

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アメリカでもホメオパシーは代替治療として盛んですが、国立補完代替医療センターでは有効性が疑問視されており、健康食品と同等の扱いを受けています。
効果があれば良いが、なくても文句を言えないという微妙なポジションということです。
インドや中国では、十分な医療を受けることができない貧困層の間で大きな支持を得ており、優れた医療であるという認識を持っている人も数多くいます。
先ほども書いた通り、日本におけるホメオパシーはポピュラーとは言いがたい状況です。

しかし真っ向から完全否定するだけの材料がないのも事実です。
すべての人に効果がないのならともかく、現にホメオパシーに救われている人は沢山いるからです。
これから技術の進歩によって解明されるのかもしれませんが、そういった意味では興味深い分野の1つと言って良いかもしれませんね。

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